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一枚の花弁

第2弾?
オリキャラシリーズ。

あれ?クルギロ書くんじゃ…?

なんて聞いちゃいけませんよ。


オリキャラが好きになってきた…。
もう、華奈ちゃんシリーズでいい気がしてきた。


でも出会い編書いた紙が行方不明。
次UPしたいと思ってたのに。

まぁいいんですけどね。
誰も待ってないですし。


じゃあ、「一枚の花弁」で。





ヒラリ。
そう擬音を作りつつ、花びらがどこからともなく飛んできた。

それは、ケロロの元に。
それは、ギロロの元に。
それは、クルルの元に。
それは、タママの元に。
それは、ドロロの元に。
それは、華那の元に。

ふと、気が付けばあった。

外に居たギロロ、ドロロは何も疑問を抱かなかった。
だが、何となく気になって一枚懐に入れたのだった。
室内にいたケロロ、クルル、華那は疑問を抱いたが、ケロロはガンプラに、華那は患者さんを相手するのに忙しく。
放っておいてしまった。
ただ、一人。
クルルは手にとって調べた。
この基地、いやラボにまで入ってくるなどあり得るわけないのだ。
春であったとしてもだ。
誰が持ってきたわけでもない花びらがここに届くのはあり得ない。
といっても気紛れに等しかった。
トラブル&アクシデント。
それがクルルの信条だ。
だから例えそれがなんであっても対処する自信はあるから放っておいてしまっていても本当は良かったのだ。
だがそこは電波系と称するだけあって反応したのかもしれない。
それは、微弱な電波を発していた。

『助ケテ』

それは、そう言っていた。
つまりSOS信号。
こりゃおもしろそうだ。
当然この男が言葉の通り助けてやりたいとおもうわけもなく。
だが、しかし。暇しているこの小隊のメンバーにこのことをつたえたらきっと面白くなる。
いつもの笑いをラボに響かせ、クルルは隊長と呼ぶケロロの元へ向かった。

「えっ!?この花びらにそんなもんが!?」

ケロロの反応はそれすなわちここにいる全員の反応でもあった。
全員とはもちろんケロロ、クルル、ギロロ、タママ、ドロロ、華那であった。

「気になったのはそのせいでござるな…」

「だが何故俺達のところに?」

当然の疑問。

「んな事ご本人にきいてみなきゃわかんねーよ」

「じゃ、聞きに行いきますかぁ?」

華那はやる気がなさそうに呟いた。
面白そうと思わないでもない。
ただもう結果が決まっているのだ。
この茶番を早く終わらせようと思い呟いたのだ。

「もちろん、ケロロ小隊出撃であります!」

ケロロは高らかに言い放った。

「わぁ〜さすが軍曹さんですぅ」

「当然ね…私は用意があるのだけれど…。」

「武器なら転送すりゃいいだろ?」

「ん〜…。まぁそれでいいわ。皆いるし。」

「助けることであれば、拙者ももちろん行くでござる。」

「…ふん。まぁ、隊長命令だからな。」

ギロロは不服なところもあったのだが、そもそも助けを求められて 断れる男でもない。
渋々といった体を崩さないが、行く気、いや、助けてやりたい気は強かったりする。

「クルル曹長。場所は調べてあるでありますか?」

「モチコースだぜぇ。山の中腹だ」

「じゃ、全員…おやつは300円まででありますよ!帰るまでが救済活動であります!」

「ピクニックではないだろう!この馬鹿者!」

「ハーイハイハイ。あ、クルル。私の移動手段はどうしたらいいんでしょう。皆はソーサーがあるから問題ないでしょうが…。」

「飛行ユニットでいいだろ?あんたのは特別製だから慎重に使えよ?」

「イエッサ」

転送されてきた飛行ユニットをつける。

「では出発であります。」

全員そう遠くない山の中腹に到着。

「まんまピクニックだろ」

全員リュック(一人軍用)を背負い、すでにケロロはビニールシートを広げていた。

「ケロロっ貴様目的を忘れてなどいないだろうなっ!」

「花びらの発信源の救出でありましょ?覚えているでありますよー。でも腹ごしらえも必要であります。本人が出てくるのをまつであります」

「くくっ〜隊長ぉ〜発信元、いや発信した奴ならあんたの目の前にいるじゃねぇか。」

「ゲロ?」

ケロロも他の皆も辺りを見回すが、一面の花畑だ。

「まさか…この花が?」

「もちコースだぜぇ。」

「だけど、助けてほしそうかな?…この花…」

とてもきれいに見える花達。

「よく見るでござる。…枯れ始めているでござる。もう長くは…」

「原因は土と水もだが…こりゃ害虫に襲われたと見た方がいいぜぇ」

クルルがさらに調べようとしたとき、ギロロの激が飛んだ。

「全員、構えろっ!」

その言葉が合図だったかのように虫の大群が押し寄せてきた。

「害虫型宇宙人だな。この花を襲ったのはこいつらだ」

「見ればわかるっ!弱点は」

「弱えぇが、弱点らしい弱点はねぇ。地道に倒していくしかねぇだろ」

「ギロロ殿、銃火気は…」

「わかっているっ」

いくら100発100中のギロロとてこんなところで銃火気を使えばよくて花が全滅、悪くて山焼失といったあたりか。

「そんなことになったら私たちの方が花の敵ね」

「タママ二等っ下に向けてタママインパクトを撃っちゃダメでありますっ」

「で、でもぉ〜。おんどりゃ〜!」

花を掠めていくタママインパクト。

「テヘッですぅ〜」

「テヘッじゃないでありますっ!クルルの護衛ということで下ってっタママ二等!」

「はぁ〜いぐんそーさぁん」

「…あれ?何ででしょうこの怒り」

「遊んどる場合かっ」

「華那殿ぉ〜。手を休めないで下され〜」

「あ、ごめんなさい」

二人だけで相手するにはなんとも数が多い。

「皆まとめて腹かっさばいてあげますっ」

((コワッ))

二人がそう思ったのにも気付かず宣言通りかっさばいていく。


一方後衛組。

「クルルッ何か方法ないんでありますか?」

「害虫のみクルル時空にぶちこんでやりゃあ簡単なんだろぉがな。無理だな。」

「害虫だけに効く虫除けスプレーとかっ」

「よけるだけならまたくるぜぇ?」

「殺すやつはっ!?」

「花にちょいと影響が出るぜ?」

「あぁ〜どうすりゃいいのっ!?」

「殲滅すれば問題ないでしょう。…巣は?」

華那が会話に割り込む。

「ククッ。山の天辺にある一番デケェ木さ。そいつにぶら下がってるこれまたデケェ巣をぶち壊しな」

「ドロロっ行くでありますっ」

「承知っ!」

「ってちょっとー!」

ドロロは消えた。
行ったのだろう。

「二人でどうしろって言うのよぉぉぉ!」

「ゲロッ頑張るでありますっ!」

「お前も戦えっこのボンクラっ」

「ボンっ…もぉー我輩隊長でありますのにぃ〜」

ケロロは武器庫から長刀を出す。
長刀の届くすべての範囲の虫が全て死に落ちた。

「ドロロを行かせた穴を埋めるのは当然です。ほらほらキリキリ落とすっ」

「頑張れぇ〜ぐんそぉさーん」

「兵長はあとちょっとで本陣だな」

「ドロロぉー早くしてほしいでありますぅー!」

「だれかもうひとり行った方が良かったのではないですか?巣を一人で落とすなんて…」

「今は巣の方が手薄のはずだ。ならあやつ一人で問題ないだろう」

「いや、問題あるなしではなく。タママ、巣にならタママインパクト使えたのでは?」

虫が、落ちていく音だけが聞こえてきた。
誰も声を出さない。

「兵長、巣を落としたみたいだぜ」

クルルがやっと沈黙を破った。

「まぁ、よかったわね。一人で十分みたいで。」

華那のセリフが特にケロロには嫌味に聞こえたことだろう。
実際、そうなのだが。

「皆っ無事でござるか」

ドロロが戻ってきた。

「ドロロも平気ですか?」

「簡単でござったよ。…こちらも終わってたようでござるな」

「ドロロが落とした直後ぐらいにバタバタ死んでいきました。…これで花は大丈夫ですね。」

そうっと全員花を見たときだった。
‘アリガトウ’そう、頭に響いた。
そして、花達は一本ずつ空へ飛んで行き、空へ続く花の道ができる。
そして、全て飛んで行った。

「花、無くなっちゃいましたね。」

「関係ないであります。さっお弁当、お弁当…ってゲロ!?」

「これは…酷いな」

お弁当はひっくり返って中身がこぼれていた。
他の皆の荷物もかわいそうなことに。

「仕方ないわねぇ。武器庫に私はおいておいたから、皆でそれ食べましょう?」

こっそり重箱をいつのまにか用意していた華那のおかげで楽しいピクニック(アレ、認めた)を楽しんだのだった。

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